ベトナム移住を断念した理由
退職したら東南アジアへ移住しようと考えていました。
このことについて、何回かに分けて回顧したいと思います。
なぜ、東南アジアなのか?
それは、
暖かいこと。
物価が安いこと。
同じアジア圏であること。
日本に近いこと。
中でも一番の理由は、物価が安いこと=生活費を抑えられること、です。
しかし、長期にわたって住むとなると、ホテル暮らしは無理。
アパート、コンドミニアム(?)などを契約しないといけないです。
その話はあとに回して、なぜベトナムか?
私はマリンスポーツが好きで、以前、ファンティエットというところで1週間ほど滞在しまして、ベトナムが好きになりました。
ここはリゾート地ですので、生活するには不適当です。
住むならやっぱりホーチミンかな?と考えていました。
そこで、私は考えました。
全て準備して日本を出る前に、何日かベトナムで生活してみようと・・・。
ベトナムへノービザで滞在できるのは14日だったので、余裕をもって10日ほどにしました。
(余裕をもって正解でした、事件がありました、その話は別の機会に)
宿は安宿で、2日か3日で安宿を渡り歩きました。
そして、一番こだわったことがあります。
「観光しないこと」
です。
如何に、平凡に日常生活を送るか、送れるかを試してみたかったのです。
結論を言います。
「無理でした」
日本人が観光しないで外国に滞在するのは苦痛でしかありません。
滞在する目的なり、滞在してやるべきことが無いと無理です。
仕事で滞在するのが普通でしょう。
何かを学ぶのもあり、
何か教えられるものがあってもいいでしょう。
現地の人とどんな形でコミュニケーションを保つかが重要です。
私は今回の旅の期間中、宿を出て、外食して、町をぶらつき、市場へ買い物・・ウィンドウショッピングに行き、外食して帰ります。
3日までは楽しく歩き回っていましたが、その後疲れが出て、外出するのが嫌になりました。
しかし、ルームキーパーが来るので仕方なく外出したものです。
それでも行先がありません。
私はついに掟を破りました。
観光ガイドに行って長距離バスを予約し、以前行ったことのあるリゾート地得行くことにしました。
しかし、ここでも、のんびりはできましたが、やることが無い。
高価なホテルだったら、プライベートビーチでパラソルを立て、ビールを飲んでいるかもしれないけど、やらなかったけど、たぶん1日で飽きるはず。
外人は一日中本を読んだりしていますが、私は無理!
リゾート地には2泊しただけで、再びホーチミンに帰ってきました。
返ってもやることなし、話す人無し、居場所無し、
そうです!
「居場所」が無いのです。
物理的な居場所ではなく、
精神的な居場所が無いのです。
結論は先に話しましたが、
「移住は無理」
と悟りました。
という事で、ベトナム移住を断念したのですが、ベトナムへの行きかえり、滞在中に面白いことがあったので、そのお話を次回から少しづつお話ししてみたいと思います。